お知らせ
【緊急訪問・オンコール対応の考え方】浜松市の訪問看護ステーション アイル浜西
夜間や休日のオンコール対応。
「電話で様子を見るのか」「訪問するのか」
迷う場面は少なくありません。
訪問看護ステーションアイル浜西では、
電話で判断できるかどうかではなく、
“安全が確保できるか”で判断しています。
本ページでは、当ステーションの緊急対応の考え方と判断プロセスをご紹介します。
緊急時の基本評価:ABCDアプローチ
まず最初に確認するのは、今すぐ対応が必要な状態かどうかです。
A(Airway)気道
会話可能か、誤嚥や閉塞はないか
B(Breathing)呼吸
呼吸数、SpO₂、呼吸苦の有無
C(Circulation)循環
脈拍、血圧、皮膚色
D(Disability)意識
JCS・GCS、瞳孔異常、錯乱や興奮
ここで明らかな異常があれば、
速やかに医師連絡・救急搬送を検討します。
主訴の整理:OPQRST法
症状を構造的に整理します。
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O(Onset)発症時期
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P(Provocation/Palliation)増悪・軽減因子
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Q(Quality)症状の性質
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R(Region/Radiation)部位・放散
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S(Severity)程度
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T(Time)経過
主観だけでなく、客観的情報とあわせて判断します。
背景確認:ANPLE
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A(Allergy)アレルギー
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M(Medication)内服状況・飲み忘れ
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P(Past history)既往歴
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L(Last meal)最終食事
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E(Event)発症前の出来事
緊急性の判断には、背景情報が非常に重要です。
医師への報告はSBARで
医師連絡が必要な場合はSBAR形式で簡潔に報告します。
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S:現在の状況
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B:既往・経過
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A:看護師の評価
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R:指示の希望
電話対応と訪問の判断基準
電話対応で良いケース
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ABCDに明らかな異常なし
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軽度の症状悪化
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本人・家族が落ち着いて説明できる
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再連絡基準を明確に伝えられる
訪問が必要なケース
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呼吸苦の増悪、SpO₂低下
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意識変容
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急激な症状悪化
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家族が不安で対応困難
アイル浜西の方針
私たちは、
電話で判断できるかではなく
電話で“安全が確保できるか”を判断します。
そして
迷ったら、ひとりで抱え込まない
これをスタッフ共通の原則としています。
浜松市で訪問看護をお探しの方へ
訪問看護ステーションアイル浜西では、
生活リハビリを含めた包括的支援と、
緊急時にも安心できる体制づくりを大切にしています。
オンコール体制や緊急対応についてご質問がある方は、
お気軽にご相談ください
📄 緊急訪問・オンコール対応資料(PDF)
本ページでご紹介した内容を
PDF資料としてまとめています。
現場での共有や、スタッフ教育にもご活用いただけます。